今回は巻き上げを例にして用語記号と設備構成の説明をします。
交流のモーターは、電力が入力されるところを一次側と呼び、
出力する側を二次側と呼びます。
一次側は回転子で回路としては、入力を入り切りするのに用いています。
二次側は固定子で回路としては、抵抗を介して出力(回転数)の制御に用いています。
自動制御器用語として主回路の一次側に用いられる接触器を52
二次側に用いられる接触器を18としています。
例として巻き上げ主回路の一次側接触器の場合52H となりますが、
更にモーターの場合は正転の場合はR 逆転の場合はLがつきます。
上 前 左 をRとして下 後 右 をLとされています。
例として巻き上げが動かなくなった。接触器を点検するとすれば、52HRです。
例として巻き上げの加速制御が効かなくなった。接触器を点検するとすれば、18Hの方です。
モーター回路二次側は回転数の制御のみ なので上げ下げは共用です。
配線図を見てイメージして見てください。
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