電気回路の仕組み(特性)として教育用に記録を進めます。
電気回路には保護回路(機器)が設けられています。先述した遮断機とはその事ですが、
一般的に【ノーヒューズブレーカー】【NFB】と呼びます。
疑問① ノーヒューズブレーカーの働きって?
保護回路(機器)として設置されていますので、それらしい機能が働きます。
何から保護するのか?ですが、モーターや配線や電気機器は定格と呼ばれる上限が決まった
電流にしか耐えられない(正常に働かない)特性があります。それに対して上限を超える電流が
流れると、故障(異常)に繋がる為、それから守る事を目的として保護する。という事です。
ポイント①
上記の事象を過電流と呼び、ブレーカーは過電流が流れた際に、0.2秒とか短い瞬間で
回路を遮断させる為の機器です。
その他にも保護回路は多様に存在しますが、個々に学習する必要があります。
動力回路として続きますが、動力回路ならではの保護回路について進めます。
動力回路の保護回路に過負荷継電器(オーバーロードリレー)というものがあり設置されています。
この機器の特性は、動力回路で過電流が発生した際に、動力回路を遮断するのでは無く、
操作回路を遮断させて間接的(重複的)に過電流から保護するという特性があります。
これは電流により磁気を発生させて鉄心を作動させる割合を任意設定出来るように設計して
鉄心の作動に合わせて補助接点を開閉させるという、メカ的な機器です。
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