2015年10月12日月曜日

新入者教育用 クレーン シーケンス初歩

天井クレーンはトロリー線からパンダシューで電源供給を受けています。最初に設けてある、

スイッチをマストスイッチと呼びます。それと平行して補助スイッチが設けられていますが、

照明や警報に電源を送る回路になります。ここからは枝分かれして進みますが、ひとつは

リフマグの配電盤へ、ひとつは操作回路用の整流器へ、元線は動力回路へと進みます。

ポイント①
動力回路って?

モーターなどの電動機を動かす為の回路や配線やスイッチや遮断器やリレー(主に交流440v)

操作回路って?
動力回路をコントロールする為の回路や配線やスイッチや遮断機やリレー(主に直流220v)

しっかり覚えて下さい。

ポイント②
現物での単純な識別
動力回路には大きくてゴッツイ配線やスイッチや遮断機やリレー(接点)が用いられています。

操作回路には小さくて細かいものが用いられています。

ポイント③
ブレーキ(制動機器)に関しては両方、様々な方式で用いられているので、個々に学習してください。

配線は個別に用いられる為、線の端に番号が標示されています。

動力回路の配線に関して一部、共通線と呼ばれる方式で配線中継部やリレーを介さずモーター等へ直接的に配置されている部位があります。

通常はS相をモーターへ直接的に・なのですが、共通線といっても、途中で相を振り替えたりされますので、配線図でしっかり確認しなければなりません。

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