細かな部分まで、しっかり見て下さい。塗油輪がフランジを覆う様にセットされています。
踏面には当てて無い様にも見えます。踏面はR部(レールも車輪も)なので塗油の必要は
無いようです。
ポイント①R部まで当てず、フランジを覆う位置・角度でセットする
ポイント②本体角度の調整(セット)を入念に行う。
塗油輪はセットさせ放しには出来ません。フエルトがすぐ摩耗して、使用できなくなるからです。
塗油が落ち着いたら、角度調整ボルトで塗油輪を上げて、休止させる管理が必要です。
角度調整ボルトを本体セット調整に用いると、この時に上げ角度が取れなかったりします。
既設の状態を観察できるなら、しっかり観察(考察)してみて下さい。
そしてもう一つ。
この写真では、解り難いですが、問題が潜んでいます。
油のタンクが一つで塗油器を二つ使用しています。(三又で枝を取る)
この場合、油は流体なので均等に分配する事が難しい事があります。
タンクと塗油機は一対で使用したい所です。
あと油はギヤ―油の150前後を使います。時期や状況によってチョイスを変える事も可能です。