2015年9月23日水曜日

安川製 QBSS-814-B

 巻上げブレーキに使用されています。

旧型ですが現役です。

しっかりした作りなので長寿命です。





時々コイルがお亡くなりになったりしますが、

取替えれば復活されますね。

コイルもデカイです。

分解・組み立ては重労働ですね。







コイルが収まる部分です。

コイルが焼けると溶損形跡で汚損されますので、

要清掃ですね。

可動コアーは重量が有りますので挟まれ事故に

注意されたし。

2015年9月18日金曜日

KSH1の謎 シーケンス 共用保護回路

以前から疑問に感じていた事が一つ。

操作テスト(シーケンステスト)をするとき。安全措置としてKSH1と遮断すると、

4M回路が自己保持されない事。(自己保持されないクレーンがある)














共用保護には介入してないですよね。

そしてもう一つ疑問が。

クラブ上の中継端子台でP1が配置されていない事があるような記憶です。

今度、調べてみようと思っていますが、今現在の仮説として

クラブ上には巻上げリミットのP2が配置されているのでそれをP1の替わりに使用している?

可能性が浮上しました。

今度、調べてみようと思います。










2015年9月12日土曜日

シーケンス 電気回路 4M3 停電用制御回路

今日、ちょっとした諸事情があり

NFBM1とNFBM2のみ遮断して

4M3のリレーを触れていました。

作業時間を短縮しようとして、

焦っていたんでしょうか。

4M3の主回路1次側に触れて

感電してから気が付きました。


4M3に触れるからとNFBM1とNFBM2を遮断しましたが、それではアウトでした。

4M3はマストSW二次、NFBM1一次から電源を取られていて、リフマグへの回路が活きていました。

諸事情とはリフマグ制御盤の電源を活かしたままで次の作業をしたかったのでした。

当然の如く、感電して目が覚める思いをしましたが、幸いケガも無くてヒヤリでした。

油断したというか、慢心だったというか、んで反省しています。


2015年9月8日火曜日

巻上げブレーキ 直流電磁ブレーキ H DCMB 抵抗値 QBSS814-C 安川製

定期的に不調になるMBですね。









調査時に使用する目的で作成しました。

QBSS-814-Bのコイル抵抗は13Ωです。

但し、抵抗値と電圧で磁力低下は

判定出来ません。

分解して目視するしかないのかな。

クランプテスターで電流を比較してみる方法があるかもですが。

2015年9月5日土曜日

故障事例12 過負荷継電器オーバーロードリレー


中央の丸型接点が分解して接触圧力が不足しています。

4M回路が遮断されそうですね

作動軸も良く見ると曲損しています。






補修が完了した後の正常な状態です。

バネがしっかり効いているかを確認しましょう

作動軸が下まで降りているかもポイントです






交換した部品です。かなり曲損していますね。

2015年9月3日木曜日

リフマグバッテリー 現在のカルシウムバッテリー  車の電圧安定化

現在、普及して主流となったカルシウムバッテリーの特徴を低アンチモンと比較。

1.比重が低めで維持 1.28~1.26  新品でも1.27の固体もあったりします。

2.放電時の電圧・電流が不足傾向にある (運転時電圧・電流も減少傾向)

3.充電・放電の際、科学反応が穏やか。泡[ガス]の発生が少ない

4.液温の上昇は穏やかだが、充電効率が悪いようで満充電には時間を要する

5.サルフェーションの発生が少ない

6.充電率が悪く、放電率が勝る傾向がある為、比重低下傾向が高い

7.充電率が悪い→補う為に長時間充電を要求される→劣化を加速させる

8.リフマグ制御盤との相性が分かれる  良ければ4年以上でもメンテフリー

参考例

  神鋼SR    良好
 
  住友SCR   放電率が勝る

  日立MixAmp 最良  (製造業務中止)

  三菱SR    最悪

2015年9月1日火曜日

低アンチモンバッテリー [昔のリフマグバッテリー]

過去に一般的に普及していたバッテリーの特徴を感想として整理。

1.過充電}比重が常に1.30

2.過放電}停電回路に切り替わると運搬電流が限界突破する
    そして放電時間が激減する

3.上記の時にバッテリー内を観察すると科学反応が著しく泡[ガス]が大量発生する

4.そして液温が急激に上昇して液量が減る

5.端子部分がサルフェーションを起こす

6.上記の理由により長時間の充電および放電は適さない

7.上記の理由により自職場では2年6ヶ月で更新されていた。4年使用する前例がなかった