2016年8月30日火曜日

レールとフランジ塗油器に関して

鉄と鉄が擦れると、摩耗が進みますので、潤滑作用が必要になります。















このタイプはカーホイル・フランジ塗油器と呼ばれるタイプです。

これに似たタイプで、こちら














レール塗油器と呼ばれるタイプがあります。

よく似てますが、違いは首振り機能に差があります。

どちらにせよ、目的はレールに油を塗布してフランジとの摩擦を減少させる

という部分をしっかり理解して下さい。

カーホイルのフランジに油を塗布しても、

レールと接触していない条件であれば本末転倒となります。

カーホイル フランジ とレール

車輪を新しい物に更新したり、季節の変わり目で気温が大きく変化すると

走行レールとかクレーンが走行する位置が変化します。

中央の場合の状態













片側に寄った状態













車輪の踏面に形が付くと思います。中央寄りであれば良好ですが、片側に寄ったままだと


車輪の周辺が写真の様に。

フランジが瞬く間に削れて行きます。










フランジが削れて薄くなるとフランジの倒れが発生して、整備不良となります。

クレーンとレールの関係性に注意を配りましょう。